ビルトイン車庫がある自然素材にこだわったお家

・延床面積163.98㎡

一人暮らしの施主様が、娘さん家族と同居することを機に建替えを計画。耐震性にこだわりを持つ施主様が決めていたのは、頑丈な躯体と軽い屋根。柱と土台には4寸角の桧を、そして間柱や筋違にも全て桧材を使用しています。

・外観

ガルバリウムの屋根と外壁でスタイリッシュな外観に、アクセントとして木目調のサイディングを取り入れ、優しい印象を加えました。

・木心地の良いリビング

1階の床材にはナラ無垢フローリングを採用。リビングの壁一面のみアクセントでレッドシダー（米杉）のデコパネルを施工し、くつろぎのあるリビングに仕上げました。

・目線を遮る建具

ダイニングキッチン・リビング・和室が隣接していますが、リビングと和室にそれぞれ建具を設けたことで来客時には目線をさえぎり静かな空間として利用できます。

・回遊できる間取り

キッチンからパントリーに、パントリーか洗濯室に、そして洗濯室からダイニングへと回遊できる間取りで、お料理の途中でも洗濯室への移動がストレスなく可能です。

・トイレと手洗い

トイレの床にはレトロ感のあるクッションフロアを選択。腰壁との相乗効果で和モダンな空間になりました。手洗いは廊下に独立して設置。こちらは木製のカウンターとタイル貼りでシンプルで優しい表情に仕上げました。

・玄関ホールにLIXILのエコカラット

玄関収納の反対側の壁一面を、デザイン壁材エコカラットで仕上げました。凹凸のあるデザインは、陰影によって微妙に変わって見えて訪れる人を楽しませます。また調湿効果、消臭効果にも優れています。

・LDKに隣接した和室

3.5畳ほどの和室は、桧の板張りと薄色の和紙畳で木の香りが漂うリラックスできるお部屋になりました。天井は杉のリブ天井。

仏間と飾棚も配し、コンパクトながらしっかりとした和室です。

・杉板を使った寝室

杉がお好きだと言う施主様のために、寝室の床・壁の一部は杉板張りで仕上げました。

すべての居室の壁・天井には自然素材でできている土佐和紙クロスを採用。木から生まれた和紙は調湿機能に優れ、また太陽光や照明のあかりを乱反射させやわらかな光に変えてくれます。