渡り廊下が子供たちの笑顔を運ぶ、4世代が幸せに暮らすお家

・延床面積241.45㎡

『3世帯4世代、計8人の大家族が一つになって仲良く暮らしたい』

『それぞれのこだわりやプライペートは大事にしたい』

一見すると相反するように思えるご家族の理想を、プランニングから仕上げまでこだわり実現したのがF様邸M様邸です。2世帯住宅＆若いご夫婦のお家を渡り廊下でつなぎ、適度な距離を保ちつつ、家族の気配が感じられる、そんな心温まるお家です。共働きご夫婦たちにかわって、学校から帰宅したひ孫さんを迎えるF様は子供たちの元気な笑い声に幸せな時間を感じているようです。

【F様邸のご紹介】黒×白のお家

1階にはM様のおじい様おばあ様が、2階にはM様のご両親が暮らす2世帯住宅です。生活時間や生活スタイルが違うため1階2階と住み分けています。玄関と浴室は共有のため、階下で暮らすご両親の様子を日々伺うことができ、また何かあれば宅内電話1つで2階から駆けつけてくれる安心感があります。

・玄関

2世帯住宅の玄関は間口をゆったりとり、玄関収納も十分にとりました。床はオーク無垢材、玄関収納とホール収納ともに無垢材を使用しています。

・1階寝室

おじい様おばあ様の寝室には、ヒノキの床と杉板の壁、天井には土佐和紙クロスを貼り、自然素材に包まれた室内に仕上げ、お二人にゆったりとお過ごしいただけるよう提案しました。

・寝室横ウォークインクローゼット

ヒノキの床に壁と天井は桐材です。

・1階LDKとキッチン収納

リビングとダイニングとの間はアルミ製の引き戸で必要な時には間仕切り可能な仕上げに。アルミ製なので高齢のF様でも楽に開閉が可能です。

キッチン収納とは別に、さらに収納スペースを希望していたF様のために、両サイドがそれぞれ収納というスペースを設けました。今あるものをしっかり収納できるように、そして開閉時にストレスがないように扉も軽いものを選んでいます。（正面扉の開けると水廻りに）

・土間収納

畑で野菜をつくっているおじい様が行き来しやすいようにと北側に土間収納付きの勝手口を設置。採れたての土付き野菜も気兼ねなく置くことができるためとても便利です。

また、勝手口と廊下の間の扉は半透明のガラスタイプにして、暗くなりがちな廊下をできるだけ明るくするように設計しました。北側の窓（この場合は勝手口）は一定の明るさを一日中確保できるため、明るさが欲しいところでは活躍してくれます。

・2階ＬＤＫ

2階部分はお父様お母様が二人で過ごすプライベート空間です。対面キッチンで忙しい朝も作業効率良く準備ができ、南面に面したリビングにはバルコニーも設置しているため、明るく開放的な空間となっています。渡り廊下を渡ってお孫さんが遊びにくるのが一番の楽しみとのこと。

・ご夫婦の寝室

畳敷で仕上げた部屋の壁面いっぱいに収納を確保しました。建具はルーバータイプになっているため通気ができ湿気をふせいでくれます。

・1階渡り廊下

扉の向こう側がF様邸、渡り廊下内には収納スペースを設けました。非常用持出袋の置場としてもお使いいただけます。

渡り廊下反対側はM様邸へのドアがあります。（白い扉）壁面を利用してM様ご趣味の自転車置き場になっています。