2022/06/10
浮世絵の楽しさ
2022年6月10日
今日は『天赦日(てんしゃび)』と
『一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)』と
呼ばれる暦上最大の吉日なんですって。
何か始めるのにも向いているし、
金運、健康運、食運の開運日でもあると聞き
ランチはヘルシーな蒸し鶏サラダにし
お財布を整理して掃除した門野和子です。
つい先日、岐阜県恵那市にある
『中山道広重美術館』を訪れてみました。
広重って、あの浮世絵『東海道五十三次』
の歌川広重です。
『東海道五十三次』の中の数枚は
岡崎とか知立とか有松とか、
知った地名の風景が描かれていました。
例えば知立。池鯉鮒と書いて知立。
池で鯉やフナを飼って商売していた人が多く
いたのかな。なるほど~。
岡崎城近くの矢作川にかかっている橋は
江戸の当時、日本一長い橋だったのか。
へええ。
熱田神宮の鳥居の前には海が広がっていて
旅人は船に乗って桑名へ渡り
伊勢を目指していたのか。
へえ~。そうか~。の連発です。
そして浮世絵は、ユーモアを持ち合わせてい
て、江戸時代を謳歌しようという遊び心が
楽しませてくれます。
中山道広重美術館にはこんなコーナーも。
着せ替え人形の江戸男のかつら載せ替え版。
浮世絵パズル。若いのに老け顔みたいという内容の題がついていたり。
そして版に色を重ね刷りする体験コーナ。
これは東海道五十三次の箱根の版画。
力作は北斎の有名な神奈川沖浪裏の版画。
なんとなく見たことあるのでは?
美術作品を鑑賞というより遊び心を刺激され
ウキウキしました。
この日、近くにある趣異なる美術館を
ハシゴしたのですが、
その報告はまたの機会に。
ちなみにこの『中山道広重美術館』は
フリーウェンズデイ
つまり水曜日は入館無料です。
お得じゃない?
興味が湧いたら是非足を運んでみて下さい。
門野 和子