建物に備わっているべき最低限の耐震性能を
満たしていることを示すもので、
2019/11/04
施主様の数あるご希望の中に
★耐震性を考慮
★2階の娘さんの部屋から1階のお母様の様子を
見ることができるプラン
がありました。
そこで耐震性の証明として耐震等級3を取得
耐震等級とは
地震に対する建物の強度を表す一つの指標で
耐震等級1~3まで3段階に分けられます。
【耐震等級1】は
建物に備わっているべき最低限の耐震性能を
満たしていることを示すもので、
震度6強から7では倒壊や崩壊しない
震度5では損傷しない強度
【耐震等級2】は
耐震等級1で想定される1.25倍の地震が
きても耐えられる強度
【耐震等級3】は
耐震等級1で想定される1.5倍の地震が
来ても耐えられる強度
※主に消防署や警察署など防災の拠点に
なるところは耐震等級3になります。
取得するにあたり、構造計算をしたところ
吹抜け部分に筋かいが必要なことがわかりました。
こちらの箇所です。
当初は
通常のように木材の筋かいを考えていましたが
そもそも吹抜けを造った目的が、2階から1階を
見渡せるようにという意図だったので
現場監督の提案で、『スマート・ブレース』という
鋼製タイプのものに変更することに。
細いブレースですがたすき掛け-✕-にすることで
壁倍率2倍がとれます。(耐力壁として計算OK)
おかげで耐震性を確保しながら光も多く取り入れられ
1階を見渡す視界がぐっと広がりました。
施主様にもとても満足していただきました。