2024/06/16
【土地探し】セットバックってなに?
こんにちは!
マルス建設の鈴木紘美です。
土地探しをしていると
「要セットバック」「セットバック有」などの
記載を見かけることがあると思います。
今日は「セットバックってなに?」という内容のブログです。
セットバックとは
まずセットバックには「建物の敷地」と「道路」が関わってきます。
私たちはどんな道路でも“道路”と呼んでいますが
建築基準法では4m以上の幅を有している道路のみが
正式な道路として認められています。
そして建築基準法において、建築物を建築する場合
「原則としてその土地が幅員4m以上の道路に、2m以上接していなければならない」とあります。
家を建てる場合、その土地の前面道路の幅が4m以上なければならないということです。
「え!でも幅が4mもない狭い道路なんてたくさんあるし、
そこに普通に家建ってるし」と思った方もいらっしゃると思います。
その通り、まだ道路幅が4m未満の道路が多く存在しています。
(建築基準法が制定される前からある狭い道路を“みなし道路”とよびます)
そういった前面道路が4m未満の土地に建物を建てるのであれば、
道路幅4mを確保できるように「土地を後退」させる必要があります。
この「4mを確保」というところがポイントで
例えば前面道路3mの場合には道路幅4mを確保するために
みなし道路の中心線から2m以上後退した部分までは使えない土地となり
この土地を後退させる作業のことをセットバックと言います。
文字ではちょっとわかりづらいので、図にしてみるとこんな感じです。
◆通常のセットバック◆
道路の向かい側が宅地や空き地の場合
道路幅4mを確保するには、
道路の中心線から2m下げなければいけないため
黄色の部分は何も建てられないということになります。
◆道路の反対側が川などの場合◆
もし道路の向こう側が川や崖などの場合、
向こう側の境界線を動かすことはできないので
こちら側の土地だけで4mの道幅を確保することになります。
前面道路が3mの場合、
道路から1m下げた部分までは何も建てられません。
セットバックってなんのため?
セットバックが必要な大きな理由は、
万が一火災や震災などの災害時に、
消防車や救急車などの救急車両が問題なく通行できて
人々が避難できるようにするため、
道路の幅を確保するためです。
その他にも日照・通風を考慮するためなどの理由があります。
まとめ
「要セットバック」・「セットバック有」の土地は
道路境界線を後退させて、前面道路の幅を4m以上確保する必要があります。
その部分に建物を建てることはできませんので、
建物に使える面積が少なくなります。
建物以外にも、塀やポーチ、外構、物置など、
障害となるものは一切建築することができません。
お考えの土地がとても広くてセットバックしても
まだまだ土地の面積に余裕がある場合は問題ありませんが
そうでない場合はよく検討しましょう!
鈴木紘美
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