こんにちは！

マルス建設の鈴木紘美です。

 

総二階ってどんなお家だかわかりますか？

 

1階と2階の面積が同じで、

外周がそろっている住宅のことを言います。

下の写真のようなお家ですね。

 

 

 

総二階ではなく、

１階の面積よりも２階が小さい家はこんな感じです。

 

 

 

家の面積が同じでも、家の形によってコストが大きく変わります。

 

どんな形の家がコストを抑えられるかというと、

「総二階」+「真四角」なお家なんです。

 

例えばプランが凸凹している場合

同じ床面積の家でも外壁の面積が増えてしまいます。

 

基礎の面積も増えますし、

複雑な形になると屋根工事の費用も増えてしまします。

 

下のイメージをみると

家の面積が同じ60㎡であっても

外壁の面積が違うのがおわかりいただけると思います。

 

 

また入隅や出隅が増えると必要部材も多くなり、

その分コストが上がります。

 

真四角の総二階には他にもメリットが

真四角の総二階プランは、

費用が抑えられる以外にも良い点があります。

 

◆耐震性が高い
凸凹の形の家よりもバランスが良いので、揺れに強くなります。

 

◆断熱性・気密性が高い
凸凹の形の家は外壁面積が増えることから、

外気に触れる面積が増えます。

真四角の家の方が外壁面積が少なくて済むため、

断熱性能も上がります。

また施工面においても

凸凹の家よりも真四角の家の方が

気密をとりやすいと考えられます。

 

弊社では総二階の家を建てることが多いですが、

土地の形状によっては凹凸の形の家にする事もありますし

間取りの関係で１階が大きくなるケースもよくあります。

 

というのも、

１階はＬＤＫ以外にもお風呂や洗面、

家事室、パントリー、シューズクローク…など、

２階に比べて１階に配置したい部屋が多いのが理由です。

 

またデザイン的な理由から

総二階にしない場合もあります。

 

総二階は家に凸凹が少なく、

どうしても「のっぺり」と見えがちなので、

動きのある凹凸のある家にしたいと仰る方もいらっしゃいます。

 

これは予算と好みの問題ですね。

 

総二階でもやり方によっては

「のっぺり感」を解消する方法もありますので、

また別のブログで書かせていただきますね。

 

鈴木紘美

 

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