2019/04/05
省令準耐火住宅は火災保険料が半額
そもそも 「省令準耐火住宅」って?
建築基準法で定める準耐火構造に準ずる防火性能を持つ構造として、
住宅金融支援機構が定める基準に適合する住宅
(ちょっと何いってるかわかんないですよね)
要は、木造住宅であっても
◆隣家から火をもらわない
◆火災が発生しても一定時間部屋から火を出さない
◆万が一部屋から火が出ても延焼を遅らせる
このような対策を講じることで、省令準耐火住宅となります。
こちら実際に延焼を遅らせるための措置をした現場の写真です
ファイヤーストップ(延焼防止)
火災保険の分類は
①T構造(耐火構造) ②H構造(非耐火構造) とがあり
建物の構造によって料金が変わってきます。
木造住宅の場合はH構造に分類されますが、
省令準耐火住宅にすることでT構造、
つまり鉄筋コンクリート住宅などと同じ保険料率にすることができます。
T構造とH構造の建物では保険料が倍近く違うので
木造住宅であっても省令準耐火住宅の仕様で建てると
保険料が半額になるというわけです。
ただし、柱が見えるような仕上げ(真壁)のお家や
構造材である梁を見せているデザインのお家は対象外。
いずれにしても、建ってしまってからでは無理なので
事前にお問合せすることをおすすめします。