曇りや日射しの弱い時も高い発電効率を維持し
2019/09/07
建築日記◇太陽光パネル設置完了
今週初めに太陽光パネルを設置しました。
こちらの屋根はガルバリウム鋼板の
立平葺きという仕様です。
立平葺きは屋根の一番高いところから軒まで
継ぎ目なく一枚の金属板で覆われているため
雨漏りのリスクを最小限に抑えてくれます。
特に屋根の勾配(角度)が緩いお家には◎
見た目は凸部があり瓦棒葺きと似ていますが
瓦棒葺きは、凸部の中に木材があり
これに金属板を固定しているので
屋根材の下に水が浸入した場合
木が腐食してしまいます。
これに対して、
立平葺きは金属が折り曲げ加工されて
いるので腐食することがありません。
この屋根に太陽光パネルを取り付けるための
専用金具を取り付けた写真がこちら
立平葺き屋根の凸部を掴み(キャッチ)
専用ビスで取り付けるため
キャッチ工法と言われています。
屋根に穴を開けないため雨漏れの心配がなく
太陽光パネルもしっかりと取り付きます。
軽量な金具なので耐震的にも有利です。
※耐震等級3をとるための構造計算では
パネル等の重量も屋根に加重されます。
太陽光発電システムに関して、以前は
「設置費用が高くて手が出せない」と
言われていましたが
最近は価格もずいぶん下がってきて何より
災害時や停電時に電気が使えるということで
設置を検討する方が増えています。
今回設置したパネルは15枚(4.575kw)
使用メーカーはQセルズ
耐久性にも優れていると言われています。