2019/10/24
建築士会豊田支部見学会 日記その2
こんにちは!
ファミリーマートで売っている
「ずんだDEシェイク」にはまって
しまった鈴木善博です。
めちゃくちゃ美味しいんですけど、
絶対太るヤツですね(^_^;)
前回のブログの続きです。
フィン・ユール Finn Juhl 1912~1989
20世紀中期にあった北欧家具の黄金期。
その時期に活躍したデンマークを代表する
家具デザイナー、フィン・ユール。
フィン・ユールが愛した自邸は建築家
として彼が30歳の若さで設計し、
1942年に完成した建物です。
それはデザインに対する熱い思いが
溢れている時期の作品であり、
その後デザインされる数々の名作椅子
もここを原点に創造したと考えられます。
彼は晩年まで、自らデザインした家具と
空間に包まれて至福の時を過ごした
と想像できました。
実際のフィン・ユール邸を再現した
この建物では、フィン・ユールが
想いを込めた空間と家具の関係、
庭や日差しや風との関係を学べ、
実感することができました。
こちらは西日を楽しむ空間だそうで、
日本では強烈な紫外線のイメージ
ですが、デンマークでは緯度の関係
で日中は非常にまろやかな光を与えて
くれるということみたいです。
さらには細かいディテールにこだわり
を見せてくれました。
説明されないと気付かないことですが、
こちらは建具枠に角度を付けることで
正面から見た時に枠が見えないように
する効果があります。
スマホ撮影のため、暗くてスミマセン
こちらも一見何がこだわりか
分からないかもしれませんが・・・
扉の厚みを見せないことで
スッキリとした納まりになってます。
建具に埋め込まれている金具は・・・?
壁の中に納める建具のため、
取りだしやすい配慮のようです。
ただの旅行だったら、何気なく見て
終わってしまうところですが、
建築士会のメンバーで見学すると
いろいろ気づけてとても参考になる
視察になりました。
鈴木善博