2022/06/23
古民家リノベの現場訪問してきました♪
こんにちは、
週末行われる古民家リノベのお家見学会に
たくさんの方々から参加メールをいただき
嬉しい限りの林泉です(≧◇≦)
今日は一足早く社内検査ということで
現場におじゃましてきました。
現場に到着すると施主様の奥様が
木製建具に一生懸命蜜ロウを塗っているところでした。
こちらの室内建具です↓ 建具だけでも10本あります💦
蜜蝋(ミツロウ)とは…
木材の表面を保護する用途として使うワックス
名前の由来通りミツバチの巣を精製したもので
ミツバチの巣
↓
たくさんのお湯で溶かしろ過しで濾す
↓
冷やす
↓
汚れた水と蜜ロウが上下に分かれ固まる
↓
蜜ロウを取り出す
このように蜜ロウは自然素材で出来ているので
自然素材の木とも相性抜群で適度なツヤを保ち
表面を保護し表情豊かに仕上げてくれます。
↓こちらは施主様ご夫婦で仕上げた天井です
写真ではうまく伝えられませんがとても素敵な表情でした
(写りこんでいる社長ではありませんよ、天井です笑)
↓ちなみにこちらがそのままの天井です
話はそれますが、、、
上の写真、素敵な照明器具ですよね~
施主様支給のお品ですが、
船で使われていた灯りをデザインしたものだとか
麻縄の感じが古民家にぴったりで
大きめの照明器具が玄関で存在感を放っていました💘
間接照明の玄関床ともぴったり
そもそも古民家には、
今の建物には使われていない技法などが多く
これを知らない大工さんではリノベはできません。
床のレベルが違ったり、柱の転び(傾き)があったり
造作をしながら考えていくところがたくさんあります。
↓サッシの取付のために窓枠の幅を調整
↓こちらは建具上部の枠で調整
解体中でプランが変わることもあります。
こちらは大きな梁が思いのほか立派だったので
急きょ生かすことにして天井の高さを上げたキッチン
また古民家はどうしても壁が少ないので
スイッチやコンセントなどの配置も頭を悩ますところ
↓こちらは壁を新たに設けました
↓このような間取りの和室には
↓敷居にコンセント設置
壁の仕上げには自然素材のデュブロンを使用しました。
建具がめちゃくちゃ低く見えますが
マルスの太田の身長が185cm超えなんですハイ!
↓施主様のお父様自作の小原陶器の洗面台
これもまたタイル色と相まってお洒落です★
ほんとにいろいろと見どころが満載ですので
土曜日日曜日お越しの方
楽しんでご見学ください。
見学時間を延長したので
まだほんの少し空きもあるようです。
ご興味のある方はお早めにお問合せください。
林 泉